未ら来るタウンの夜明け
銀の鈴のすぐ近く、新虎通り(環状二号線)での初めての大イベント、
先週の日曜日、11月20日の東京新虎まつり・東北六魂祭パレードを見学しました。
マスコットキャラクターも勢揃い、パレード出発式。
東京の伝統文化代表は、江戸鳶木遣りの披露です。
梯子の上のアクロバティックな見得、
梯子の元を木遣りで支える微動だにしない人
見事な木遣り唄・・・
江戸の町を体を張って守った
火消しの伝統や身体技を伝える
江戸木遣りでした。
伝統のまつりは、日本人の見事な身体の使い方を見せてくれます。
一体となった熱気は、人の持つエネルギーをストレートに感じさせます。
見物の人出で、通りは大賑わい。普段とは全く別の通りとなっています。
虎ノ門ヒルズのマスコット、トラのもんの上にも仙台七夕祭りの飾りが・・・
東京新虎まつりのテーマは
伝統 × 革新 東北 × 東京
革新は、伝統の智慧を思い出す中にあるのかもしれません。
この地で暮らして30年、銀の鈴をオープンして12年。
この日の新虎通りを見て、大きな変化の波を改めて感じています。
幸せな未来を発信する街へと、更なる変貌を遂げていきますように!
先週末の11/19(土) みつろうキャンドル作りの作品、集合。
香りと手触りが幸せな感覚を呼び起こす
暖めたみつろうを手でこねて、
クリスマス用のキャンドルを作るワークショップを開催しました。
キャンドル作りを教えてくれた古瀬陽子さん
いったん溶かしたみつろうを、手で触れられるくらいの温度になるまで混ぜて、
思い思いの形にしていきます。皆さん集中しています。
蜜蜂のお話は養蜂家の後藤純子さん
銀の鈴の屋上にみつばちの巣箱を設置して、
見守りを続けて下さっている後藤純子さんに、
蜜蜂のお話をしていただきました。
貴重なびわの蜂蜜や、やぶがらし、ぶどうの蜂蜜、
それから銀の鈴で今年の夏に採蜜した蜂蜜などの味見。
みんな味と香りが違います。
今の季節の蜜源となる植物達。
びわ、やつで、コスモスなどの花々。
みつろうを分泌するには、蜂蜜を作る約10倍もエネルギーが要るとききます。
約1ヶ月の生涯を役割分担を変えながら生活する働き蜂達。
みつろうは、
蝋を溶かすくらい体温を高くする
巣作り担当蜜蜂からいただく宝物です。
自然のシステムの不思議、
そこからもたらされる産物の貴重さ。
「ありがたい」という気持が湧いてきます。
今回は、おやつも港区産蜂蜜入りでした。
港区芝地区総合支所の巣箱から採蜜された
はちみつ入りどら焼き。
近所の老舗「新正堂」さんの
東京新虎まつり限定のお菓子です。
ご参加の皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
みつろうの幸せな香りに包まれた、楽しい時間でした。
天空の女神たちの郷造り みつばち発信プロジェクト
始めの第一歩を踏み出しました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
☆☆天空の女神たちの郷造り「みつばち発信プロジェクト」とは?☆☆
2016年5月29日、養蜂家の後藤純子さんに連れられて、
二群の蜜蜂が銀の鈴の屋上にやってきました。
蜜蜂の巣箱が来てから、屋上の気配が優しくなりました。
猫の耳には羽音も聞こえるのか、スタッフ猫のさくや・ブロッサムも気持ち良さそうです。
なにしろ2万匹の大家族が増えたのですから、影響力がありますね。
都会にいながら、自然と調和した暮らしをおくりたい。
もっと伝統の智慧を感じ、生活に取り入れたい。
そんな思いを持っていた私にとって、蜜蜂の巣箱は新しい扉でした。
6月11日、採蜜を見学。
採りたての蜂蜜は初めて経験する素敵な味と香りです。
7月8日、二度目の採蜜。
前回よりも色が濃くなっていて、自然環境の日々の変化を実感させられました。
まわりの花々の状況が、即、今味わっている蜂蜜に影響するのです。
蜜蜂の群の500万年も続いて来たシステムは、
自然の智慧の奥深さを感じさせ、もっと知りたくなります。
みつばちが教えてくれる智慧を学ぶ「みつばち発信プロジェクト」が始まります。
しあわせな未来の暮らしを
今ここから始めるための場所が、天空の女神たちの郷。
たくさんの方と素敵な場を創っていきたいと思います。
「天空の女神たち」は養蜂家の後藤純子さんのインスピレーションです。
銀の鈴の屋上で採れる蜂蜜のブランド名でもあります。
オフィス銀の鈴・鈴木洋子
枝豆、トマト、かぼちゃと収穫してきたエディブルガーデンに最後に残るは、
大薯(南方系の山芋)と里芋。
先日、ついに芋掘りをして収穫祭と相成りました。
ここ掘れ、にゃんにゃん!
里芋。試しにひとつ植えてみたら、思いの外豊作
八丈島の友人から届いたお芋から芽がでたので、
植えておいた大薯は、元気に葉を茂らせ、根も大きく成長していました。
先に収穫して飾ってあったかぼちゃとともに、お芋の収穫を祝い、
ハロウィン オーガニックハニーパーティーと合同で、楽しい収穫祭でした。
スムージーで乾杯!
これはなんと、大薯いり。
奮闘の園芸部の皆さん、一緒に乾杯してくれたイベント参加の皆様、ありがとうございました。
収穫した里芋、美味しかったです。
屋上のエディブルガーデンで元気に葉を茂らせていたかぼちゃ達。
おいしくなるまで、追熟中。
アーティスティックな姿で、目を楽しませてくれます。
右の鹿ヶ谷かぼちゃは、
先年の夏、東北の生産者の紹介をするイベントで
買い求めたものの種から育ちました。
こちらが、屋上のかぼちゃのお母さん。
料理した時にとっておいた種から、
園芸部の河田さんが苗を育て、
屋上のエディブルガーデンに植えてくれました。
お母さんかぼちゃを育てた、
岩手のコズミックシードさんは、
固定種の種を自家採取して野菜を育てています。
野生の力が凝縮した茶樹を育む福建省武夷山の空気
誠実を人にしたような名茶師
岩茶の故郷を旅してその魅力を再確認することが出来ました。
銀の鈴オープン12周年として、この岩茶で茶席を設けております。
銀の鈴に併設のライフストア鈴丸も営業しているお時間ですので、
お気軽にご参加ください。
日時 2016年 9月23日(金) 16時〜17時 / 18時半〜19時半
参加費無料
岩茶の席にいらしていただいた皆様、お祝いメッセージをくださった皆様、ありがとうございました。
お茶会は、無目的に近く、その時まで誰が同席するのかわかりません。
でも、不思議になるほどぴったりのタイミングとメンバーでテーブルを囲むことになります。
お茶会があることも知らない方が、時間ぴったりに現れたり、
タイミングよく入れ替わったり・・・
皆さん、テレパシーを使っていませんか・・・
何かを手に入れようとは思わず過ごす時間は、
結局は大きな豊かさをもたらしてくれるように思います。
こんな面白いお茶席、これからもやめられません。
またの機会をお楽しみに。
オープン以来、お世話になった方々、全ての出会いに深く御礼申し上げます。
干支をひとまわりした銀の鈴、初心を忘れずつとめていきますので、
今後供、どうぞよろしくお願いいたします。
7月中旬からの2週間にわたるラダックへの旅から帰りました。
2年前に再訪を誓っての旅。
12年に一度の大祭のヘミス・ゴンパ(寺)での6日間の滞在と
パキスタンとの国境近くまでのシルクロードの旅。
後日、旅日記をアップしようと思います。
旅先でお世話になった方々、留守中にお世話になった方々、
ありがとうございました。
心にうまれた宝物、いったいどうしたらこの感謝を顕せるでしょう・・・
7/11(月)〜7/26(火)の間、レンタルの受付け、講座・イベントの予約受付のお返事ができません。
お返事が27日以降となります。
お急ぎの方は、7月10日までにご連絡をお願いいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
尚、定期講座、ショップは通常どおり営業しております。
ライフストア鈴丸HPへ
イベントスペースに併設しているライフストア鈴丸のHPが出来ました。
オーガニックの食品など、暮らしをいろどる品々をご紹介しています。
5月の末、屋上のエディブルガーデンに、蜜蜂の巣箱が引っ越してきました。素敵な養蜂家つきで・・・
そして、2週間ほどたった今日、記念すべき初めての採蜜が行われました。
巣箱から取り出した蜜蜂の巣。蜜でずっしり。
蓋になっている蜜蝋をナイフで丁寧に剝がします。
良質の蜜蝋は、リップクリームやバームなどの化粧品、キャンドルの材料になります。
口にいれていみると、なんとも良い香り。お料理に使うという技もあるそうです。
巣を遠心分離機にセットして、くるくるまわします。
蜜のかおりがただよってきます。初めてかぐ良いかおり。
溜まった蜜を瓶にいれました。
集まった皆さん、興味津々
初めて屋上で採れた蜂蜜は、軽やかさと風味の豊かさをあわせもつ、初めての美味しさ!
ほんのひと匙なめるだけで、元気がでてきます。
自然の法則を取り入れた、いにしえからの智慧に通じる暮らし
都会の真ん中で、どうしたらいいのだろう・・・
心の中に、抱き続けている思いに
みつばちの家族が扉を開けてくれました。
新しい暮らし方へ通じる扉・・・
みつばちの家族をお世話するのは、養蜂家の後藤純子さんとそのお仲間達。
新しい智慧の世界の最高のガイドさんです。
【後藤純子さんのご紹介】
養蜂家。日本みつばち飼育インストラクター、日本在来種みつばちの会会員。
2006年に養蜂家になることを立志、
岩手県藤原養蜂場長・藤原誠太氏に師事。
みつばちの気持ちに副って方針を決める養蜂を目指す。
埼玉県小川町、石川県眉丈山の無農薬の環境でみつばちを飼育。
養蜂と同時にみつばちにとってよりよい環境を志向、
同時に自然栽培を普及させる活動もする。
著書に、絵本「だれもしらないみつばちのものがたり」があり、
これを原作としたミュージカル、映画も制作された。
読み聞かせやみつばちのお話をしながら実態を伝える活動をする。
初めて採れた蜜から立ちのぼる、かぐわしい香りとともに、
新しい扉が開いた日。
乾杯!
3月後半の南米旅行ご報告のPart2です。
ちょうどマチュピチュ遺跡が見えなくなる、カーブを描いた道で、
「バイバイ、マチュピチュ」とつぶやくと涙が出そうになった・・・
人に手をふるような気持ちで、聖なる山に手をふってしまう。
もう少し歩くと、遺跡は隠されて目にすることが出来ない
帰りの展望電車とバスを乗り継いで、夜クスコに到着。
ここには、博物館があり、土器、織物など、
予想以上に洗練された展示を足速に楽しみました。
ここには、半日位いたかった。
滅ぼされたインカ帝国の文化度の高さを見る事が出来ました。
美しいラルコ博物館
翌日は、往復でバスに8時間揺られ、ナスカの地上絵を見に。
小型のセスナ機が、機体を大きく傾け地上絵が見やすいように飛行する。
写真を撮る間はないので、よく肉眼でみるようにとのアドバイス。
というわけで、地上絵の写真はナイ・・・
けれどもナスカ平原は、地球上で最も強い磁気を発していることが計測されている地。
地上絵をみたのは、正味20分くらいでしたが、強い印象が心身に刻まれています。
宇宙人、ハチドリなどが後々まで、脳裏に浮かぶのでした。
空港で地上絵柄のショールを見つけました。これは貴重!
もちろんお買い上げです。
現地ガイドさんは、通訳として研究者などと仕事をしてきたベテランで、
ナスカの地上絵の保存と研究に半生を捧げたマリア・ライへにも会ったそうです。
ライへ女史は、「私はナスカ文明のお姫さまだったのよ」と言っていたそうです。
そして地上絵の「宇宙人の手」と同じように指が9本だったそうです。
(ショールの中にもありますよ)
運命的な不思議な感じがします。
宇宙的な謎を感じるナスカ平原からトンボ帰りをして、
次はブラジルのイグアスへ飛びます。
ホントにこんなに空中にいる時間が長いなんて、初めてのこと!
ペルー上空 ブラジルに着くともう夕方
旅の終盤、イグアス。
世界最大の滝の轟音をひたすら聴く2日間。
イグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンの境にあるので、
1日目はアルゼンチン側から見に行きます。
国立公園の観光コースは、テーマパークのように整備されている。
可愛い鉄道、ジープ、ゴムボート、徒歩のコースがありました。
ゴムボートで滝壺に突っ込む、それも3回!というツアーに参加。
滝のシャワーを全身にかぶって、迫力!
そういう場面に限って、やはり写真は撮れません。
肌の感覚の記憶があるのみ・・・
一番の観光スポットは、「悪魔の喉笛」と呼ばれる最大落差80m以上の地点。
風向き、水量、薄曇りの天候(晴天だと暑過ぎて大変らしい)、
ハプニングによる自由時間の延長など、ベストコンディションですと
ガイドさんは私達の幸運を祝ってくれました。
2日目はブラジル側から。
水の上に渡された遊歩道で、滝に近づきます。
風圧と水しぶきで、またまた全身シャワーです。
ミストの中、滝の近くで過ごした2日間、轟音が体中にひびき、
その振動は、帰国してからもしばらく体に残っているようでした。
イグアス・・・
現地の言葉で、大いなる水。
唯、そこにいるだけで、体の中に水がゴーゴーと流れていくような感覚。
今までの自分が無くなってしまったような・・・
水煙、渦巻く、泡立つ、落ちる滝。
滝の上には広々とした穏やかな川面。
何も考えることはない。
ひたすら水の音を聴き、その力を感じる希有な体験となりました。
マチュピチュ、ナスカ、イグアスと巡り、
どこも強烈な初めての感覚を受け取りました。
帰ってから2週間ほどは、全身配線が変わってしまったようで、
何もする気になれませんでした。
一ヶ月たった今頃になって、
やっと受け取ってきたものを消化して、活かせるような気がしています。
この体験を与えてくれた全てに感謝を。
今までと違う日々。
何年かの後に、これが節目だったと感じる時がくるかもしれません。
おまけ。イグアスの生き物達。わに、幸運のNo.88蝶々、オオハシは、チョコボールのキャラクター
お姉さんにおねだりして、蛇口をひねってもらったハナグマ。
美味しい食事におやつ
花々