7/1~9日のアリゾナのホピ族を訪ねる旅の旅日記、その2です。
予定外のサプライズで、ズニの雨乞いの儀式を見せていただいた後、
いよいよホピの村へ。
ホピは、メサと呼ばれるテーブル状の台地に住んでいます。
メサは三つありますが、そのうちのセカンドメサにあるホピカルチャーセンターに二泊しました。
ここには、博物館、ホテル、レストラン、ショップがあり、
駐車場には、日替わりでホピのアートを販売する車が来ています。
ズニの村を後にして、ホピの居留地に到着したのは、夜9時頃。
車を降りて、宿の中庭に立つと、周りの空気がとても優しくて気持ち良い。
ずっと、ここでぼーっとしていたいと思いました。
この土地独自の優しさを感じます。
ここに来させていただけて良かったとホッとする気配。
安心と喜びに包まれて深く眠りました。
翌日は、旅の主催者彩さんのホピの友人達を訪問です。
昔ながらの生活を再現する家をセルフビルドで建設中のアキマさん。
普段からホピの伝統的なヘアスタイル。
耳の前までは、おかっぱで、後ろの髪は長く伸ばし、
束ねて折りたたみ、結んでいます。
テキスタイルデザイナーで、来日の経験もある男性です。
ここでは一般的な日干し煉瓦のアドピ建築の広い自宅。
アトリエには、描きかけの絵や、ホピ伝統の機織り機があり、
大型液晶テレビや洗濯機完備です。
コバルトブルーのトラックの荷台(!)に乗せてもらって、夢の建築現場へ。
石を積み上げ中。手作業なので大変!
だいぶ歩いた先に湧き水があり、お水はそこから運ぶそうです。
綿も栽培中。桃畑がありました。
池も掘っているところ、これから馬も飼いたいそうです。
こんな試みを実践している人は、他にはいそうにありません。
アキマさんは、伝統生活を取り戻す先駆者的存在なのかもしれません。
遊びに来た人は、もれなく建築のお手伝いをするらしいのですが、
私達は、石を一つずつ積むだけで勘弁してもらい、
またトラックに乗って、トウモロコシ畑を見学しに行きました。
畑の場所は、秘密なのだそうです。
栽培のできる水脈の通った土地は貴重なのでしょう。
雨が少なく、まだちびっこのトウモロコシが一本一本、
存在感たっぷりに植えられていました。
ホピにとっては、トウモロコシは聖なる作物。
とても大切に育てているのが、畑から感じられました。
サンクラン(太陽族)の長であるサンクランマザーのお宅訪問。
お宅の前は、村の中心のプラザ。
この建物の屋根では、鷲が飼われていました。
羽を儀式に使うそうで、雛の時から人間の子供と同じように、
大事に育てるそうです。
サンクランマザーのお話。
少し前に、親戚の女の子達の儀式があったそうです。
初潮を迎えた女の子達は、蝶々の形に髪を結い、
四日間電気もつけない部屋の中で、
伝統のパン作りなどの作業を教わるそうです。
そんなお話をうかがった後、お別れのハグをしたら、
なぜか親近感がどっと湧いて来て、
そのあとの立ち話が長くなりました。
グランマもご主人も、とてもとても暖かい方です。
ジュエリー作家のジェロさんの工房。
ジェロさんは、ホピジュエリーを代表する作家で、
世界各国に招かれたり、伝統の工法を伝える重鎮。
ポピショーでは講演もされていました。
奥様も娘さんもジュエリー作家です。
オーバーレイと呼ばれるポピジュエリー独特の工法で、
伝統的な意味のある文様が彫られています。
作家によって使用が許可されている文様があるようで、
チェーンを専門に作る奥様が使っている稲妻の模様は、
お祖父様から受け継いだとのこと。
デザイン性の高い、素敵なチェーンでした。
工房においてある設備を見ながら、
作品作りの工程を説明していただいきました。
作りたての素晴らしい作品を購入した方もいました。
ジェロさんの工房ではカードで購入ができました。
夕食は、ポピカルチャーセンターで働いているバレンシアさん宅で、
手作り料理をご馳走になりました。
このお宅は作家一家で、カチーナ人形や陶器を作っています。
メキシコ風のチリコンカーン、トルティーヤ、サラダ、ホピティー、
嬉しいスイカなどなど。
とても美味しい食事!
料理を作ったバレンシアさんに用事があったため、
お母さんのロアナさんがもてなしてくださいました。
ロアナさんは、外国人相手のガイドやワークショップの講師、
来日の経験もあり、サービス精神たっぷり。
陶芸の土は、何代にも渡り受け継がれているということや
パンを焼いたり儀式の準備でホピは本当に忙しいと
ユーモアたっぷりに語り、
食事の前には、ホピのお祈りもしてくださいました。
夕暮れ時には、メサの端の素敵な場所へ。
メサはテーブル状なので、
端まで行くと足元に山と谷が広がり、
心地よい風が吹き上げて来ます。
オレンジ色を帯びた光がその風景を照らし、
なんて美しい。
ここで各々好きな場所で過ごす時間は宝物でした。
ホテルに帰って、
夕食を作ってくれたバレンシアさんにもお会いできました。
若いけれど、揺るぎなさを感じさせるハンサムウーマンです。
みんなでお茶をしてから、髪を洗って、就寝。
この辺りの水は硬水で、ぬるぬるしていますが、
肌や髪にはとても良く、髪がしっとりとしてネイティブ風になってきました。
そして、ぐっすり眠れます。
翌朝は、瞑想にぴったりなメサの端を再訪。
瞑想したり、ボディーワークの鈴舞をしていたら、
あっという間に1時間が経っていて、朝ごはんの時間にぎりぎり。
天に開く良い時を持てたことに感謝です。
ホピカルチャーセンターにある博物館やお店は、
営業時間が決まっておらず、その日の担当者の都合次第。
のんびりしています。
レストランに食事に来たホピの皆さんも、
気軽に話しかけてくれます。
朝食後、いつもクローズの札のかかっていた博物館に、やっと入館できました。
ここには、〜族と言われて想像するような風俗が展示されています。
古い写真も見られて、歴史を感じました。
ホピの友人訪問、最後はアーヴィンさん宅。
お宅で少しお話しした後、
特別な場所に連れて行っていただきました。
鼻炎気味で不調なはずの私の鼻に
言いようのない妙なる香りが漂い、
懐かしい思いがして来ました。
乾燥した土に水を撒きたくて仕方がなくなり、
岩は金色の光を発しているように見えました。
その場所に立ってみるまではわかりませんが、
旅先では、こんな心惹かれる場所に出会うことがあります。
魂に触れるような場所。
私をここへ連れて来てくださったご縁に、心から感謝し、
聖なる白いとうもろこしの粉を撒いて祈りを捧げました。
アーヴィンさんを囲んで、ホピセンターでランチ。
儀式の時に食べられるという白とうもろこしとラムの煮込みや
ブルーコーンのパンケーキを使ったハンバーガーなどを皆で楽しみ、
去りがたいホピの地を後にしました。
ホピの居留地でも許可がない限り、写真禁止なので、
カメラは持ち歩きませんでした。
その分、頭の中の映像は鮮明です。
ホピで出会ったものの数々
スーパーで売っていた儀式の時に足につける鈴 デイビッドさんのメディスン
デイビットさんは、アリゾナ大学で教えたり、ポピの子供達に薬草の知識を伝承する活動をしているメディスンマンです。
ジェロさん作のペンダントトップ 若い女性アーティストから購入した作品
ポピの創るものは、お土産物としてではなく、アートとして扱われています。
伝統的な文様を施された作品は、洗練と深みを感じさせます。
ポピカルチャーセンターのパーキングは、誰でもお店を出して良いらしく、
アーティスト本人が、気の向いた時間にお店を出しています。
私は、30代の女性からホピの癒しの手を描いた陶片を購入。
模様の意味を一つ一つ説明してくれたのですが、聞き取りきれず憶えきれず。
でも、彼女の「タスクアリ」という声は耳に残っています。
自宅の玄関に飾りました。
旅はまだ続きます。またこの次に。
今宵は、旧暦水無月の新月。
そして大暑でもありました。
いかがお過ごしですか。
私は、生命の木と言われるモリンガのリーフティーと
メキシコジャングル自然栽培のカカオ豆で一服。
スーパーフードで、夏バテ対策中です。
前回の満月の日に
ネイティブアメリカンの平和を祈る民、
ポピ族を訪ねる9日間の旅より帰ってきました。
月が欠けてゆく期間は、
疲れを癒し経験を消化する時間でしたが、
今晩の新月より、
旅の成果をアウトプットしていきたいと思っています。
全く知らなかったコロンブス以前の
ネイティブアメリカンの歴史や文化。
その土地の風景を眺め、空気を呼吸し、
住んでいる方々と交流して、
感じるものが多くありました。
普通の観光で出来ない貴重な出会いや体験の数々、
HPにも旅日記として、掲載していきます。
お時間のある時にご覧くださいね。
まだまだ暑い夏が続きますが、
銀の鈴では、素敵なイベントが予定されています。
6月に素晴らしいコンサートをしてくれた
セレンディピティ・ユニのお二人が、
8月には、それぞれ別のユニットで演奏します。
笛奏者の福井幹さんは、アイリッシュハープの小川由美子さんと。
サントゥールのジミー宮下さんは、インドから来日するタブラ奏者アリンダムさんと。
上質な響、ぜひ聴きにいらして下さいね。
楽しい美運メイクの会も開催します。
夏本番。
新しいサイクルも、月のパワーを味方に輝いてお過ごし下さい。
夏バテ対策もお忘れなく、お身体大切に。
いつかポピ族に会ってみたいな。
漠然と考えていたことが、ある日現実になりました。
平和を祈る民ホピの精霊人形「カチーナ」のお店に足を踏み入れたことから。
ここを経営するオフィスTENさんは、ホピ族と30年来の親交があり、
この夏もアリゾナ州のホピツアー参加者を募集していたのです。
現地に行ってみて、コロンブスが発見する以前のアメリカ大陸のこと、
ネイティブアメリカンの文化や歴史について、
何も知らなかったと、改めて思いました。
数百部族、数十万のネイティブ・アメリカンが暮らしていたそうです。
そんなに多くの部族があるとは全く知りませんでしたが、
そのうちの 今を生きるズニ族、ポピ族の方々のお宅を訪問して、
食事をご馳走になったり、儀式を見せていただいたり、お話できたことは、
貴重な体験となりました。
居留地は写真もスケッチも禁止なのですが、
北アリゾナ博物館で行われていたポピショーでは、写真も撮ることが出来ました。
皆さん、普段はこのような儀式用の衣装ではなく、
スポーツブランドやジーンズなど普通の服装。
アートが生活に根付いているので、センスも素敵な方が多かったです。
ホピショーでのスナップ
ブルーコーンの粉で作ったスナックを 編み込みが可愛い
最初に訪ねたズニ族のお宅では、フライドチキンとサラダなどをご馳走になりました。
トイレもお借りしましたが、ここでは水がとても高価だそうです。
予定になかった雨乞いの儀式を見学することが出来ました。
精霊カチーナとなった男性が数十人、村の中心のプラザの中庭で踊ります。
建物は屋根の上に上がれる作りとなっていて、
ズニの皆さんと一緒に見学。日差しが強いので、
お祖母様達は、佳境に入った頃、遅れて見学に見えましたが、
子供達が手を取ったり、椅子を用意したりして、
尊敬と愛情をたっぷり示していたことが印象的でした。
建物と同じ材質の土で作ったカマクラのような釜で
伝統的なパンを焼くところも見せていただきました。
ヒバの枝を束ねて簡単な箒を作り、水も使って
釜の中を丹念に綺麗にし、温度を冷ます作業だけでも、
手間のかかる作業。
面倒臭がり屋さんにはとても無理そうです。
素朴な味わいのあるパンは翌日朝食にいただきました。
あの釜で焼かれたと思うだけで、ありがたい。
パンを焼いていたお宅でお会いしたのは、
海軍にいた時には、沖縄にも行ったというおじさん、
座って寛ぐお爺さん、パン焼きに忙しい女性二人、
後から帰ってきた赤ちゃんのママ、
私たちのつけていたアクセサリーに興味津々なチビちゃん。
(将来はジュエリーデザイナーかも。ここでは伝統的な職業です。)
近くのお家で、食事を用意してくれた女性二人も合流。
親戚、家族と結びつきの強い暮らしがうかがえます。
村で唯一のスーパーマーケットを見ると、
食料品は他と同じような品揃えでしたが、
インディアンジュエリーの材料なども売っていたのが特有でした。
村の大事な産業なんですね。
私は、シングルなのに、トリプルサイズはあるミントチョコアイスを注文。
楽しんでねと、ズニの皆さん、気さくに優しく声をかけてくれます。
強い日差しに焼かれながらも、充実のズニ訪問でした。
夜までにホピの居留地にある宿泊施設ホピカルチャーセンターへと向かいます。
続きは、またこの次に。
ギャラップの街のホテルで見つけたズニ族のペンダント サンフェイス
夏至も過ぎ、旧暦閏皐月の新月、いかがお過ごしですか。
旧暦では、今年は皐月が二回あります。
月日の経つのが早く感じる昨今、
先月も皐月、今日からも又、皐月と思うと
ちょっぴり得した気分です。
先日、駆け足の旅行で琵琶湖を一周してきました。
古代、朝鮮半島から亡命してきた百済の人々が多く住んだという近江。
羽衣伝説の天女は、当時日本では作れたなかった
薄物をまとった百済の女性だったという説もあります。
天の羽衣が掛けられたという伝説の残る余呉湖畔を歩き、
琵琶湖の水への祈りを思う旅でした。
水は、命の源。
湧き水やせせらぎの近くへ旅すると、
本当にリフレッシュして元気になります。
ちょうど新月の時間に銀の鈴で開催されていたのは、
レイエッセンスのお話会でした。
水の記憶能力を使って、
花のエネルギーを貯蔵したバッチフラワーレメディーを
英国のバッチ博士が完成させたのが、1936年。
その後、植物のみならず、動物、鉱物と
様々なエッセンスが世界中で作られていますが、
とうとう、日本でも海外に輸出されるような
バイブレーションレメディーが作られるようになりました。
新しい時代を感じます。
水がエネルギーを記憶するICの能力を持っていることも
だんだん一般的な知識となってきました。
この夏、私が使っている日焼け止めも記憶水で作られています。
ライフストア鈴丸でも扱っています。
水には、まだまだ未知の無限の能力があるようですね。
スタッフ猫のさくや・ブロッサムの様子は、時々フェイスブックに画像を載せています。
HPのトップページからもリンクしていますので、ぜひ、ご覧ください。
爪とぎに、昼寝に、日々励んでおります。
新月から満月にかけては、
外部からいろいろなものを吸収しやすいので、パワーも上昇傾向。
計画を立てたり、多くの人と会い、交流するのにもいい時期です。
月のパワーを味方に、素敵な時をお過ごしください。
今晩は旧暦皐月の満月です。紫陽花と雨とカタツムリの季節ですね。
いかがお過ごしですか。
セレンディピティとは、求めずに、ふとしたことから閃きを得、幸運の波に乗ること。
奇跡の音楽ユニット、セレンディピティ・ユニの音楽をBGMに仕事をしているせいか、
セレンディピティな日々が続いています。
笛奏者・福井幹さんとインド古典楽器奏者・ジミー宮下さんのお二人は、
楽譜も練習もなしで、コンサートもレコーディングも本番ただ一回。
完璧に調和した音色で奏でます。
至福に満ちた穏やかな空間が生まれ、雲の上で寛いでいるよう。
先週末のコンサートも素晴らしい時間が紡がれました。
ソロでもユニットでも、演奏を聴く機会がありましたら、
ぜひ銀の鈴にいらしてくださいね。CDも扱っています。おすすめです!
5月の大仕事だった外壁工事が終わり、蜜蜂の巣箱も屋上ガーデンに帰ってきました。
ベルガモットの花の周りや、給水できるプランターのあたりをブンブン探検。
蜜蜂の羽音も、楽しさ、幸福感を運んできます。
たくましい南瓜や、大薯の葉でグリーンのカーテンを作るチャレンジや
ビールと枝豆の収穫祭を夢見ての大豆の育成など
エディブルガーデンも活動期です。
まだ、内装の工事もいろいろあるので、
スタッフ猫のさくや・ブロッサムは大忙し。
縄張り点検と工事の方々へのご挨拶に励んでいます。
私にも雑用がいろいろ。
工事で引き出しが開けられなくなるかもしれないと
久しぶりに中身をチェックしました。
大切な書類だと思ってしまいこんでいたアレコレ。
古くなって、いつの間にか不用品に変わっていました。
次々とシュレッダーにかけて、さっぱり!
ライフスタイルは着々と変化中です。
最近のお気に入りは、
身体の重さを委ねた感覚になれる
テトラ型の樹脂ビーズクッション。
小型のものも買い足してみました。
全身の力を抜くって、
意外と出来ていなかったことがわかります。
肩の力を抜いて、
予想外の出来事もびっくりを楽しんで、
軽く明るい心で過ごしたいものです。
満月から始まる週末、
月のパワーを味方に、素敵な時をお過ごしください。
釜山、慶州、安東を巡る韓国の旅日記の続きです。
二日目は、14時間のドライブをして、釜山に戻ると20時半。
ホテルの近くの毎日行列の出来ている、海鮮料理のお店へ行って見ました。
コース一種類のみ。テーブルいっぱいにご馳走が並びます。
ペンチみたいな道具で開けて食べる蒸した貝や、蟹のスープが美味しい!そして食べきれない。
他のテーブルを見ても完食しているグループは少なかったです。日本円で一人2000円くらい。
お腹いっぱいで帰ったのに、安東名物の皇帝パン(小さいあずき入り饅頭)でお茶にして、
眠りにつきました。
翌朝、朝食前に海岸まで散歩に行きましたが、朝の散歩を習慣にしている方が多いよう。
釜山は海のリゾート。
光る海を楽しみました。
三日目の観光は、釜山の街で市場などを見学に出発。
地下鉄の駅の側には高層の団地があり、ピーナッツや野菜を売るトラックが来ています。
市場のあるチャガルチで下車。目が回りそうなほど沢山の魚介。
見ているだけでお腹いっぱいになりそうで、見学だけして、パティスリーのジュースで一休み。
隣の駅まで繁華街を歩き、やっとお腹がすいて来た夕方に、食べ歩きのハイライト。
美味しいアワビ粥のお店に到達。
アワビたっぷりのお粥、ウニとワカメのスープ、アワビのビビンバ。
もう、言葉もありません!
またまたお腹いっぱいになり、随分と歩き回ってからホテルへ帰りました。
そして、やっと小腹が空いた夜中に、ルームサービスのカルビ焼きに挑戦。
メインデッシュについてくる小皿のお料理がとても美味。
この日も遅くまで、食の探求が続いたのでした。
翌朝は、いよいよ帰国の日。
食べ過ぎを解消しようと、ホテルのプールへ。
7時前だったのに、熱心に泳ぐ年配の方々が15人ほど。
ジャグジーでは、90歳のお母様を含む4人連れの方々と一緒になりました。
「あなたはアリラン?チャイニーズ?日本?」
見ただけでは区別がつかないわね〜と話しかけてくださいました。
90歳のお母様もジャグジーの後はプールでウォーキング。
健康志向、高いです。
韓国料理を食べ続けると、どんどんスタミナがついてくるような気がします。
海への散歩で、ますます元気に。つやつやして来たような気が?
食べ歩きは、空港のレストランまで続きます。
冷麺。そして最後は韓国風かき氷。よく食べました〜
日本に帰った翌日は、何も食べなくても大丈夫。
栄養満タンといった具合でした。
韓国料理が好きになりました。焼肉はほどんど食べませんでしたが。
この度を経て、伝統的な朝鮮時代以前の文化に親しみが増しました。
安東、河回村の景色は、懐かしい風景。
訪れることの出来た幸運に感謝です。
あちらこちらで、笑みを交わし合った方々、ありがとう!
そして、食べ歩きの友、同行のSさん、お世話になりました。ありがとう!
最後に思い出の河回村でのランチ。鯖が名物でした。
ごちそうさま。
新羅時代のお寺での平和な時が胸に刻まれています。
身近に感じる国が、また一つ増えました。
5月に三泊四日で旅した韓国旅行記の続きです。
車をチャーターし、宿泊地の釜山から3時間かかって到着する
安東の河回村(ハフェマウル)は、600年前の姿そのまま。
世界遺産に登録された韓国の美と伝統が息づく場所です。
洛東江に囲まれ、樹齢600年の欅の御神木を中心に、
風水に基づいて作られた村。
戦乱からも守られ、朝鮮時代の生活が残っています。
世界的に有名な仮面劇を観ることができました。
貴族を庶民が揶揄する、笑いを誘う内容で、見物人も掛け声をかけたり、
一緒に踊って楽しみます。
元々は、神に捧げる踊りだったようで、御神木の前で演じられていたそうです。
面は迫力がありました。
チベット密教の仮面舞踏や、奈良の正倉院に伝わる伎楽面と通じるものを感じます。
川沿いの桜並木や対岸の芙蓉亭は映画やドラマの舞台としても有名です。
最後に心惹かれたのは芙蓉亭の麓にあった廟。儒学者が祀られているとガイドさんにききました。
陰陽の印が描かれた扉に、光が射していました。
風水に守られた、自然と調和した暮らしを今に伝える河回村。
もっとゆっくり、建物の内部を見たり、食事をしたりと泊りがけで見たい場所でした。
今回の旅で、最も行きたかった河回村を後に釜山へ。
この日の晩御飯に始まり、帰国するまでずーっと食べ続け。
韓国料理は、本当に美味しかった。そして疲れがとびます。
この続きは、また。
今年の旅は、韓国から。
新年会の抽選で、ホテルの宿泊券を引き当てたことをきっかけに、
新緑の5月に釜山へ旅することになりました。
ホテルは、釜山で最先端の高層ビルの立つ、
海辺のリゾートエリア。
高級車も多く、ホテルに住んでいるらしい親子とエレベーターで一緒になったり。
豊かな雰囲気。
日本のように財閥解体がなかった韓国には、並外れて豊かな人がいるようです。
早速、高級スーパーを探検!
野菜や五穀、ナッツなど、ヘルシーな食材がいっぱいでした。
駅の周りには、高層の住宅が何棟も立ち並んでいます。
東京港区の汐留と似た風景ですが、オフィスワーカーばかりの汐留と異なり、
家族連れが多くて生活している人もかなりいます。
週末の夜はビルの谷間にテーブルを出したお店が賑わい、
野外でフルオーケストラのコンサートもあり、
オベラ座の怪人などの映画音楽を地元の方々と一緒に楽しみました。
プログラムかと思いきや、学習塾のチラシをわざわざ手渡されたりして、
すっかり釜山住民に溶け込んでいたようです。
韓国到着二日目は、14時間車をチャーターして、
地域全体が世界遺産の古都、慶州と
600年前から保たれている風水の村、安東の河回村へ。
慶州の石窟庵には、精緻に掘られたドームの中に花崗岩で掘られた美しい仏様がおられました。
残念ながら、撮影禁止。
700年代後半の新羅時代に建立され、朝鮮時代は仏教が弾圧されていたため500年ほど放置され、その後日本による修復、韓国による修復を経て、今に至る世界遺産です。
朝一番にお参りしたこともあり、明るく清浄な場でした。
ここでの祈りは、旅の中で一番心に残っています。
瓦にお願い事を書いて、寄進しました。
仏頭花という白い花。祈願の提灯。
建物の後ろにあるドーム内の仏像の下を流れる湧き水が
手水場の狛犬の口からも流れています。
美しく和やかな時間を過ごして、これまた世界遺産の仏国寺へ。
見応えのあるもの満載の慶州を後に、安東へ向かいます。
この続きは、また。
早朝、4時44分に旧暦皐月の新月となりました。
そろそろ五月雨の季節ですね。
いかがお過ごしですか。
今月は、ほぼ一ヶ月間外壁工事で足場がかかっていましたが、
昨日、監督さんもあっと驚く速さで、解体が終了。
外壁も白くなり、
ライフストア鈴丸の棚もまた一つ新しくなり、
すっきりした気分。
スタッフ猫のさくや・ブロッサムも
久しぶりに工事の音のしない午後。
ゆっくり昼寝しています。
ある日突然、窓の外にジャングルジム(足場)が出現し、
毎日違う音がして、高所なのに人が外を歩く。
ある日は、飼い主(私です)が窓の外にいる!
猫にとっては、刺激的すぎる日々でした。
私も優秀な工事関係者と出会えて、
工事中ならではの大変さはあっても、楽しく過ごせました。
若い人が多く出入りして活気があったので、
ほっとする静けさの中に寂しさも感じます。
節目のエアポケット。リセットの時です。
旧暦を意識するようになってから
自然と月のサイクルと生活のスケジュールが
同調することが多くなっています。
前回の新月からの旧暦卯月の一ヶ月間、
私の二大ニュースは、
何と言ってもビルの外壁工事。
もう一つは、初めての韓国旅行でした。
旅日記もHPの記事に載せますので、
よかったら見てくださいね。
釜山の光る海が素敵でした。
韓国でも出会った方々と良い時間が過ごせました。
「アリラン? チャイニーズ? 日本?」
見ただけでは、どこの国の人がわからないと言われます。
何をしてもどこへ行っても、
目を合わせ、言葉を交わす人は限られています。
ご縁のあった人と一緒にいる時間を大事にすることしかないなと、
一期一会の大切さを改めて感じました。
さて、もう次のサイクルです。
新月からの新しい流れに乗って
奇跡の音楽ユニット「セレンディピティ・ユニ特別公演」もあり、
工事のため避難していた蜜蜂たちも帰ってきます。
ぜひ、様々なイベントに遊びに来てくださいね。
ではでは、月の力を味方に、
素敵な日々をお過ごしください。
オフィス銀の鈴 鈴木洋子
2016年12月1日より、メールサーバーの不具合により、
主催イベントDMに掲載されております
オフィス銀の鈴のメールアドレスが使用できなくなっておりましたが、
12月6日現在、復旧しております。
オフィス銀の鈴へのご予約お問合せは、HP右上のご連絡欄、
または、イベントページのお申し込みフォームもご利用いただけます。
ご迷惑をおかけいたしました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
今年もお花屋さんからもみの木の枝を取り寄せ、
せっせとリースを作りました。
友人がドイツに留学していた時にステイ先のご家族に教えてもらった作り方。
クリスマスまで、テーブルに置きアドベントのキャンドルを灯すそうです。
二本の枝を輪になるようにつなげ、テグスで小さい枝を巻き付けていきます。
銀の鈴には、例年のように大きなリースを置きました。
前の週に作った、みつろうキャンドルを灯し素敵なアドベントです。
飾りには、みつろうキャンドルの他にも、姫りんごや、木の実など自然なものが良く合います。
クリスマスを楽しみに日々を過ごす文化が伝わってきます。
一日一日、素敵な日を!