オフィス銀の鈴10周年記念 safuca個展にご来場いただいた皆様、
応援していただいた皆様、ありがとうございました。
新旧取り混ぜた作品に、色とりどりの花々、素敵なお客様とともに、
楽しい時間を過ごすことができました。
スタッフ猫のさくや・ブロッサム・銀の鈴も
会場に出勤しました。
旧交を暖め、
新しい繋がりが生まれた
この四日間の出会いが種となり、
更に素晴らしい
花が咲きますように!
穏やかなパーティーのような
あたたかな時間に感謝いたします。
初夏に宮城蔵王の遠刈田温泉で一ヶ月に渡って開催した個展、
「be in harmony」の巡回展となります。
オフィス銀の鈴も、この秋で10周年。
こもごもの思いを皆様と分かち合い、
ますます充実した場を創っていきたいと思っております。
短い会期ではございますが、
この機会にお会いするのを楽しみにお待ちしております。
10月26日(日)15時〜・16時〜
スパニッシュギターの山田陽一郎さんによる演奏があります。
音楽と絵のコラボレーション、お楽しみください。
箱を開けると、まずその色彩に、心が喜びました。
友人から届いた桃。
昨夜は、みずみずしい葡萄をお裾分けいただきました。
ヨーガ後の身体にしみとおりました。
季節が巡るのを感じさせてくれる果物いろいろ。
旬を愛でる・・・
残暑お見舞い申し上げます。
旧盆の頃になると、暑さの中にもしんみりとした秋の気配が混じってきますね。
さくや・ブロッサムは気温の上がる午後は、ずっと眠り猫です。
これが、暑さをしのぐには、最良なのかも・・・
テーブルの上には、その時々のお気に入りを飾ってあります。
子供の宝箱のように、小石や白い羽だったりすることも・・・
五感を楽しませるために、
そして、素敵な思い出と
私の中に刻み込まれているエネルギーを
慈しむために。
今のラインナップ、こんな感じです。
薔薇のつぼみ、シベリア杉の小枝、川のほとりで拾った小石。
トゥルシー(ハーブ)の茎で作られたビーズのネックレス。
100年に一度だけ花を咲かせるレザーウッドのはちみつ。
ラダックのキーホルダー。
最近のテーマカラー赤いビーズのネックレス、幸運のお守りスカラベつき。
ダライラマ法王からいただいた丸薬。
キフィ(エジプト風薫香)。
主催のジュレーラダック、同行した皆さん、留守を守ってくれた友人達、
本当にありがとうございました。
お土産にいただいたティーカップは、
ステイ先のリビングで使っていたのと同じ柄。
お茶を飲むたび、ラダックの空気を思い出しそうです。
留守番猫も、気にいったよう。
ラダックでは、人も動物も存在を認められている感じがあります。
つながりが暖かい。
都会では、自分に関係ないものの存在は無視しがちですが・・・
お祭りの会場に犬がいても、
誰も追い出さない。
そこにいていいんです。
同じように
みんなそこにいて、いいんです。
居場所があるっていいな。
再訪した時には、
美味しい干杏を山ほど買ってきたいです。
村人の相談役。脈診するアムチ(伝統医療の先生)、オンポ(占星術師)
ダライラマ14世が、世界中で行っている カーラチャクラ灌頂。
今年の7月にラダックで33回目が開催されました。
念願かなっての参加です。
身体とエネルギー体が融合する(インライトメント)するための
イニシエーション。
ダライラマ法王より授けられます。
「このカーラチャクラのイニシエーションを受けたものは、
完全に目覚めたものではなかったとしても、
この儀礼を通じてシャンバラとの関係が生まれ、
未来にシャンバラが私達の世界と交流する時に、
ある種の効果を生むことになるのです。」
(ダライラマ14世著 『Bodhgaya Interview』より)
許可を受け、種を蒔いて頂いたことになります。
あとは、本人の努力です。
登録した大人だけの人数でも10万人を越える参加者が、
一週間以上も炎天下で教えや灌頂を受けました。
この広い会場が人でいっぱいに! バスも屋根まで満員!
会場で配られたテキスト
朝7時頃、会場へ歩いて来られたダライラマ法王
昼間はカーラチャクラ会場で過ごし、夜は宿で勉強会です。
先生は、ラダック随一の学者。
今回のカーラチャクラ灌頂会場で、
ダライラマ法王のチベット語をラダック語に通訳するという大役も勤められたロブザン先生。
ロブザン先生の勉強会は、七晩にも渡りました。
声を聞いているだけでも、素晴らしさが伝わってきて、感激でした。
会場のスクリーンに映るロブザン先生
疲労のあまり眠気を追い払えない夜もあった勉強会。
最終日には、「皆さんは本当にインバワーメントということがわかっているのか?」
と心配されるロブザン先生。
勉強不足ですが、またとない好機を与えていただいたことは解っています。
インライトメントへのショートカット。
ロブザン先生との出会いで、
自分の中にあった遠い記憶にも再会できたような気がします。
意識の連続体・・・
背筋を伸ばし目を輝かせて勉強していた私が、
魂の一部にいたんだなぁ〜
カーラチャクラの勉強には、宿題が一杯ですが、
せっかくの機会。
これから学ばなくては。
灌頂は、スタートラインでした。
ダライラマ法王に、握手していただける機会もありました。
拝謁した後、心が開きました。
宿に帰ると中東、ガザの爆撃のニュースが流れていて、
涙が溢れてきました。
心が開いていたので、止められませんでした。
昨年のパレスチナ、イスラエルへの旅は、
世界平和への祈りを込めた
カーラチャクラ灌頂にも繋がっていました。
その朝のお茶の時間、私の隣は、
宿に泊まっていた唯一の白人女性。
なんとイスラエルの方でした。
「戦争が始まったの知ってる?」
彼女の瞳は悲しげでした。
平和への祈りは共通です。
カーラチャクラ会場の脇を流れるインダス川
ラダックは、チベット密教の伝統が色濃く残っている土地でした。
由緒ある寺院(ゴンパ)
えんじの衣の僧侶
極彩色が乾いた空気に馴染むタンカや仏像の数々
なかでも、ヘミス祭は素晴らしかった。
僧坊でお茶をいただいたのも忘れ難い時間です。
平穏の空気の中で、空を見上げると、
幸福感が湧き上がってきました。
マト・ゴンパ
ヘミス祭(へミス・ゴンパ) 年に一度の祭りの日
由緒ある僧坊で、お茶をいただきました。
仮面舞踏を教えている僧侶とそのお孫さん達の暮らす部屋。そしてこの寺を建立したタクツァン・レーパ(17世紀)も使っていたらしい!
チェムレ・ゴンパ
ティクセ・ゴンパ
スピトク・ゴンパ
座主のバクラ・リンポチェ20世(9歳)にお会いできました。
チベット密教では、転生を認めています。連続した意識の流れ・・・
19世は、空港に名前がつくほど尊敬されていました。お部屋は光輝いていました。
振り返ってみれば、霊性の高い方々にゆかりのある場所を訪れています。
言葉にできない豊かさを受け取りました。
7月前半のラダックへの旅では、シェイという村に滞在していましたが、
途中、一泊二日で標高5,000m以上の峠を超えて、
パンゴンという美しい湖を見にでかけました。
チャングラ 標高5360m
こんな高地は初体験。
空の色が違う
身体の様子も変わる
気持ちもハイになる・・・・
峠を越えたところで、放牧をしている女性のテントに招かれました。
夏は、ヤク800頭を放牧しているそうです。
テントの中心は台所。
美味しいチーズやお茶をごちそうになりました。
ハーブを干してあったり、織物が積んであったり、
居心地の良さそうなテントです。
その自由と強さは、光に満ちていて目映い。
7月の前半、半月にわたるスタディーツアーに参加して、
ラダックへ旅してきました。
主催のNPO法人のジュレーラダックは、持続可能な暮らしを考え日本とラダックを結ぶ、
ユニークな活動をしており、
とても充実したツアーを提供してくださいました。
北インドのジャンム・カシミール州、標高平均3,500mの山岳地帯、ラダック。
チベット密教と自給自足の農村の暮らし。
周囲には、5000〜6000級の雪を頂く山々を望む。
またあの地へ還りたい・・・
惹き付けられる磁力を感じるところです。
住まいには、畑、牛、小川、大麦を挽く小屋、トイレ&堆肥を作る小屋など、
暮らしに必要なものが揃っています。
一日に何度もすすめられるお茶、
仏教の教えが日常に活きている穏やかな家族。
服を貸していただいたり、朝5時の朝食にサンドイッチを作っていただいたり、お弁当を持たせていただいたり、
ステイ先では、本当に良くして頂きました。お父さんは日本語もぐんぐん吸収!
おおらかなようで、きちんとした結びつきのある家族のあり方。
精神性の高さを感じます。
声を荒げているのを一度も聞きませんでした。
人の心が広く穏やか。
日本にいる時より、ほっとするのは、
ピリピリした空気がないからかもしれません。
宮城蔵王での一ヶ月にわたる個展が終了しました。
先日、個展会場の片付けにいってきました。
4月の下見、5月のオープニング、そして今月のクロージングと
春から梅雨までの季節が移り変わっていきました。
豊かな自然の精霊に応援されているかのように、
幸せな時間を過ごすことができました。
ご来場の皆様、応援いただいた皆様に深く感謝いたします。
梅雨の遠刈田温泉は、
植物と雨粒の創る景色が素敵です。
光の珠のカップ
今回の滞在は、動物と共に暮らす素敵な方々との出会いがあり、
豊かな時間をいただきました。
ホワイトストーン乗馬クラブ。
馬が35頭に、ラブラドール、ボーダーコリーの小犬、烏骨鶏に、猫達が一緒に働いています。
小犬二匹に飛びつかれ、馬に舐められ、ドロドロになりつつも
動物達ならではの
シンプルなコミュニケーションが暖かく、楽しい。
素晴らしい指導者と馬に恵まれ、初騎乗。
果樹園や林道を馬に乗って走りました。
初めての体験に
滅多に無い程、精神集中していたので、
どうでも良いことは、皆忘れてしまいました。
すっきりした頭で帰宅。
一度空っぽになることが、とても大切。
乗馬は、繊細で身体にも心にも良い影響がたくさんありそうです。
帰宅した翌日の、
ハッピーエイジング・ヨーガのクラスに参加して、
身体の様子をみてみると、いろいろ変化がありました。
自分以外の生き物との共同作業・・・
奥深い世界です。
良い香りの道の草を食べるのを我慢して、
走ってくれた早雲。
樹々の気配、水の感触、薫る風。
生き生きとした動物達・・・
言葉を発することはなくても、
その存在を強く感じます。
be in harmony
大いなるものの中で・・・
床は畳敷き、空間には倍音が響く。
「気韻と真言」講座の第二回目、昨日開催されました。
身体感覚講座でおなじみの松田恵美子先生と
高野山真言宗阿闍梨の宮島基行先生のコラボレーションです。
お二人に共通するのは、
尽きせぬ好奇心をもってご自分の世界を探求していること。
母音と身体。真言と密教の所作。
交差する領域を探求する旅を
参加者も一緒に体験するという、
奥深い講座です。
まず、ご真言をお唱えするための正式な伝授を受けます。
銀の鈴がお堂になったかのような神聖な雰囲気です。
五体投地や、合掌、坐り方など
高野山で学ぶのと同じやり方で学ぶとともに、
身体感覚のレクチャーも合わせると、
より自然に身体がまとまり、
心が静まります。
今回は、身体感覚講座の技法で、
竹を使って、各自、自分の軸をたて、
身体を整えました。
後半は、
真言、気韻(日本語の母音を唱える整体法)、瞑想と
音の深い世界へ入っていきます。
11時から18時半という長時間にわたる講座ですが、
集中は途切れることなく、
密度の濃い、深い時間となりました。
両先生と参加の皆さんで創る、
倍音の世界。
一期一会の時を味わうことができました。
この音の響き、身体に刻み込まれています。
次回は9月23日秋分の日。
きっと素晴らしいエネルギーに溢れた空間を
体験できることと、
今から楽しみにしています。
新緑の輝く、宮城蔵王のせせらぎの森へ。
ヨーガ&クリスタルボウルのリトリートと、
アート展示のコラボレーションイベントを開催しました。
ウエサクの満月の頃、自然との調和の中へ 至福の時間を味わいに・・・
テーマは、「be in harmony」
森の緑、暖炉に燃える火、せせらぎの音と鳥の声。
朝の陽光。
林間にのぞく優しい月光。
驚くほど明るいウエサクの満月。
谷に渦巻く風と雨。
そして祝福の虹・・・・
こんなにも、多彩な、変化する自然とともにあった数日。
大切な友人であり、銀の鈴に欠かせない素敵な二人。
ヨーガ講師の新開桂先生と
クリスタルボウルセラピストの遠藤園子さんの
コラボレーションワークショップは、
素晴らしい場所と参加者を得て、特別な時空間となりました。
せせらぎの畔、森の中にある会場は、ガラス張りです。
雨上がりの青空とともに始まったヨーガ。
川のせせらぎがBGM。
クリスタルボウルの音も使い、
身体を整えます。
繊細になり、寛いで
クリスタルボウルの響きを味わっているうち、
外は嵐に。
クリスタルの響きが空間に渦をつくる・・・
身体の中にも渦巻きを感じる・・・
木々の枝も谷に渦巻く風に吹かれ、
ぐるぐる揺れながら、ざわめく。
光る雨粒もぐるぐるまわる。
ヨーガで整えた静寂な心とともに、
全ての気配を味わう。
時のない時にいる。
いつしか、風雨がおさまり、
クリスタルボウルの響きが音のない音となる。
その余韻の中で、外をみると
虹が弧を描いていました。
このワークショップがメインワークですが、
リトリートは盛りだくさんでした。
朝は、裸足で土の感触を楽しむヨーガ。
その後の清々しさは格別です。
夜は、暖炉のあるロビーで、遠藤園子さんが
癒しの歌声とギターでライブ演奏。
クリスタルボウルの特別セッションや、
午後のヨーガレッスン。
美味しい食事に、良い温泉。
素敵な中庭でティータイム。
皆で楽しく過ごす合間にも、
一人で月を眺めたり、
渓流露天風呂独り占めタイムがあったり、
多彩で豊な日々でした。
それぞれに、スケッチや散歩も思い思いに!
ヨーガ&クリスタルボウルリトリートと
同時開催のsafuca展は、6月10日まで開催中。
BGMには、遠藤園子さんのクリスタルボウルのCD「祈り」が流れています。
ギャラリーで絵をみていると、
別の世界にいざなわれるというご感想もいただき、
嬉しい限り。
展示終了の時まで、
この地に調和して、居心地の良い空間でありますように。
観て下さる皆様に感謝です。
虹のアーチに送られて、帰途につきました。
展示の準備とリトリート、ワークショップを含めて4日間の滞在で、
すっかり日常感覚が変化してしまったようです。
新橋の雑踏が、どこか遠い国の風景に見えています。