2017年7/1~9日に参加したホピツアーの旅日記その5です。
タオスプエブロでの1000年以上前からづつくいにしえの暮らしに思いを馳せつつ、
夕暮れのサンタフェに到着。
アメリカの宝石と呼ばれるサンタフェ。言わずと知れた美しい観光都市。
タオスプエブロのアーティストの作品が現地の5倍で売られていることもあるそうです。
サンタフェの市名はスペイン語ではLa Villa Real de la Santa Fé de San Francisco de Asísといい、
日本語では「アッシジのフランチェスコの聖なる信仰に忠実な王都」という意味。
聖フランシス聖堂の前には、アッシジの聖フランチェスコと
ネイティヴネイティヴアメリカンの聖カテリの像があります。
ホテルのレストランでは、地元のフラメンコ教室の発表会。
街の中心プラザでは、バンドの演奏でダンス。
地元の方々も観光客も楽しんでいます。
到着の日は、夕べを過ごすサンタフェの人々の様子と
もう閉店しているお店のおしゃれなウィンドーを覗いて楽しみました。
翌日は、朝から14時頃までサンタフェ散策、自由行動です。
アドベ(伝統的な日干し煉瓦)建築や、それを模した建物で統一された
美しい街並み。随所にアートが溢れ、お店も洗練されています。
夕べ、あちこちのお店ウィーンドーを見て歩いたのにも関わらず、
翌朝はすっかり買い物の意欲はなく、結局古い教会ばかりに足が向くのでした。
1607年にサンタフェはスペイン人によって創設されているけれども、
紀元前1000年頃からインディアンが活動し、
11世紀にはプエブロが定住していた地域。
タオスプエブロのような集合住宅が15世紀には出来ていたのですが、
スペイン人の入植により、カトリックへの改宗がされています。
ネイティブアメリカンとして初めて聖人なった聖カテリは、
カトリックに改宗したことで、部族からは迫害されカナダの教会に逃れています。
宗教的にカトリックの影響を受けていないのは、
ホピだけと聞いたこともあり、
この頃のネイティブアメリカンの置かれた厳しい状況を考えさせられます。
その歴史を思うよすがとなるサンタフェの古い教会を回りました。
サンミゲル教会 1607年頃〜アメリカ最古の教会といわれる 1710年再建
サンミゲル教会内のサンホセの鐘 鳴らしました!
サンミゲル教会は、優しい光を感じるところで、
サンタフェでは一番好きになった場所です。
ルテロ教会。支柱のない奇跡の螺旋階段が有名。
教会見学の間には、美味しいランチとティータイムも欠かせません!
レストランの中庭、赤いパラソルの下でヘルシーランチ。
ショコラでティータイム
最後に、待ち合わせ場所の聖フランシス聖堂に戻ると、結婚式が始まるところでした。
自由行動の後は、一路空港へという予定でしたが、
その前に思わぬところへ。
ジョージア・オキーフのアビキューの家。
この寄り道は素敵なエピソードとなりました。
また次に。