杉の学名は、ラテン語で Cryptomeria japonica 隠された日本の宝という意味だそうです。
日本の固有種1種1属。縄文、弥生時代から日本文化の支えとなり、日本一樹高も高く、
樹齢も日本一だそう。まさに日本の宝。
杉の本来の素晴らしさを引き出した低温乾燥機「愛工房」の開発者
伊藤好則さんと出会うことができ、
6階のスペース銀の鈴に、奇跡の杉のパネルを敷くことになりました。
愛工房 アイ・ケイ・ケイ株式会社のHP
搬入の記念写真。
左より伊藤好則さん、オフィス銀の鈴 鈴木、施工監督で私より銀の鈴の設備に詳しい大山さん、
手伝いに来てくれたアデコジェさん、伊藤社長のビジネスパートナー石原さん。
従来の高温乾燥とは、比べ物にならない香り。
酵素が生きているので、空気の浄化力が高く、
都会にいながら森に森林浴にいったかのような空気感です。
このパネルに使われている杉は、
熊本県の鹿北の杉。代々、山を守ってきた林業家の元で、
愛工房により乾燥、製品化されて、やってきました。
どこで育ち作られた製品か、どんな人がどんな想いで作ったのか。
そこまで知ると、ますます、その貴重さ素晴らしさに感謝が湧きます。
代々受け継がれてきた山を守ろうと5代目の女性が設立した会社のHPをみると、
素晴らしい森の画像も見ることができます。
株式会社ゆうきのHP
日本の隠された宝、杉。
戦後の植林政策からくる山の荒廃、花粉症、
輸入木材との競争や乾燥させにくさからの価格の下落など、
林業を圧迫する問題は山積みですが、
愛工房で乾燥した杉が、適正価格で流通し、しかるべき職人さん、大工さん、
作家さんにつながっていったら、素晴らしい。
身体が喜ぶ心地よい住環境が整っていくことを願います。
スペース銀の鈴を利用してくださる皆様にも、
香りとともに日本の木を使っていく素晴らしさが伝わりますように。