旧暦神無月の一日、新月から三泊四日で瀬戸内海へ旅しました。
スタッフ猫の面倒は、キャットシッターさんにお願いし、母と二人旅です。
小豆島のヤマロク醤油の蔵を見学しました。
ヤマロク醤油は、昔ながらの杉の木桶で醤油づくりをされています。
吉野杉の木桶は、50年持つそうですが、
木桶で醸造される醤油は1%と言われています。
日本から木桶がなくなるかもしれないという危機感から、
ヤマロク醤油さんは、自ら木桶の作り方を習い伝送する道を選びました。
土の床に土壁、微生物がたくさん住んでいる木桶。
日々の気候に合わせて風や光を入れて、醤油が醸されている蔵は、
もろみの良い香り。
木桶プロジェクトは、小豆島に日本の伝統の味を守る重要性を知る全国の蔵元が集まり、
毎年木桶を作るとおいう形で、広がりを見せているそうです。
ヤマロク醤油さんの風味の良いお醤油で佃煮を作っている
小豆島食品も見学しました。
大きなヘラで、鍋をかき混ぜるのを体験させていただきましたが、結構大変。
手作りで、材料にもこだわった、美味しい佃煮でした。
母とゆっくり海を眺め、美味しいものを味わい、
本物の食を守るために、日々誠実に仕事されている人々に会う。
素敵な旅となりましした。
お会いした皆さん、留守を守ってくださった皆様に感謝。