屋上ガーデンに5月に蒔いた大豆を12月になって収穫しました。
これは、今年の節分に壱岐の島で食用に売っていた大豆を5月に蒔いたもの。
7月頃に、枝豆が食べられるかなと期待していたのですが、
どんどん葉が茂り、ジャングルになるばかり。
猛暑の中、屋上の水やりは果てがないけど、花も咲かず???
収穫の気配のない長い夏でした。
秋口になって、やっと可愛い紫の花が咲き、
10月には目出度く枝豆を収穫することができました。
大半は、みんなで食べたのですが、
少しだけ大豆になるようガーデンに残しておきました。
イベントシーズンで大忙しの11月が終わり、
屋上のガーデンを見れば、枯れ果てた枝と鞘が風に揺れていました。
自然に弾けて、豆が飛び出していた鞘もあり、
慌てて久しぶりにイベントのない12月初の週末に収穫しました。
弾けた鞘の内側の滑らかさに目を奪われました。
外側の煤けた様子とは対照的です。
豆を守っている鞘。
なんと丈夫で美しいのでしょう。
採れた大豆は、壱岐の島産に遜色がありません。
夏の水やりを考えると、この豆を来年撒くかどうか迷うところですが、
鞘が弾けて飛んだ豆からまた芽が出るかもしれません。
今年の屋上ガーデン、
年越して花を咲かせ種が採れた大根や、植えた覚えのないかぼちゃ、
三つ葉、シソの葉やねぎなどの薬味になる和ハーブ、
ミント、レモングラス、ルッコラなどなどが楽しめました。
スタッフ猫さくや・ブロッサムのために植えた陸稲。
さくちゃんは、大喜びで生葉を食べていました。
秋には稲穂もできました。
人が食用とするには無駄に思える
大根の花の群生は、蜜蜂が喜んでいましたし、
かぼちゃも、実がついた後はツルを短くしてしまおうと思いましたが、
次々と咲く花には、実にならなくても、
早朝から蜜蜂が、花粉を体中につけて潜り込んでいました。
たくさんできた大根の種は、雀の大好物らしく、
シーズンには、毎朝食事に来て、虫も食べてるようでした。
雀が食べているのを見て、私も味見して見た大根の種。
食べたら美味しく、体調も良くなりました。
調べて見たら、漢方薬にも使われているようです。
小さなガーデンで繰り広げられているドラマ。
これからも楽しみです。