3月の後半10日で南米へ旅をしてきました。
ペルーのマチュピチュ、ナスカの地上絵、ブラジル・アルゼンチンにまたがるイグアスの滝。
この3個所を回るため、10日間のうち飛行機に乗らなかった日は2日間だけでした。
東京を発ってから3つの夜を越えた朝。
飛行機3機、バス、展望電車と乗り継いで、マチュピチュの風に吹かれることができました。
切り立つ高山に囲まれた緑豊かな都市。
神殿、身分によってわかれた住居、南の斜面を利用した段々畑、水路。
300人〜1000人が暮らしていたと言われ、
コンパクトに全てが揃っているように見える。
石組みの素晴らしさに、高度な文化が、
段々畑や倉庫に、生活の豊かさが想像される。
神聖な広場と呼ばれる神殿のあるあたりは、
本当に清澄な風が吹く。
もっとも高いところにある日時計といういわれる石は、
四隅が東西南北を指している。
ここは、パワースポットですと、現地ガイドさんの説明あり。
最高のお天気に恵まれ、
疲れているはずのからだは、ここの空気を喜んで隅々まで爽快。
これくらいの規模のコミュニティーで
天体の動きや、自然を日々意識した暮らし。
進んだ農業技術と建築技術があれば、
幸せな生活が営まれていたのだろうな・・・
マチュピチュ遺跡への入場は、一日2500人に制限されていて、
見るコースも決まっている。
シャトルバスでゲートまでいき、2時間半くらいで歩いてまわる。
ごみひとつなく、きれいに管理されている。
市街地や段々畑の手前に、見張り小屋がある。
街の外に、段々畑(アンデネス)。街の中は、広場を真ん中に、神殿や貴族の家と一般の家に分かれている。
建築物は、方位や天体の動き、聖なる山の位置を基準に建てられている。
遺跡に住むリャマ、チンチラウサギ。美しい蝶や蜂鳥も飛んでいました。
日射しも強く、土地のパワフルなエネルギーを充分に受け取ったと感じ、満足して見学を終えました。
現地ガイドさんのお話は、ガイドブックやインターネットにも乗っていないことも盛り込まれ、興味深かったです。
1959年までチベットの土地のパワーが強かったが、その後ペルーのクスコに移ったとか??
旅は、メインイベントのマチュピチュ訪問の後も続きますが、
また改めて。
画像から、空気感を感じていただけたら幸いです。
おまけ。遺跡の麓のマチュピチュ村のおいしい食べ物。野菜、フルーツ、ナッツ、お肉も美味でした。