初夏の模様がえ。 草木染の紬のはぎれでつくられたコラージュを壁にかけました。 作者は、志村ふくみさん。 題名の「青い騎士」は、カンディンスキーにちなむとのこと。 「お着物はお召しにならないの?着ればいいのに。」 とおっしゃいました。 着物姿の佇まいは、内面の深みを感じさせ、 和服への憧れを誘います。 身体の使い方、心の使い方。 自分のうちにあって、まだ引き出されていないものが、 和服によって目覚める。 「着ればいいのに」の一言に、そんな予感。